こんにちは。サーバーエンジニアの堤です。
ワンダープラネットでは、広く1on1を実施しています。1on1では、上長と部下が定期的に面談を行っています。今回は、私が部下の立場で1on1をするときに、前向きに取り組むために意識したことを紹介します。
私の1on1に対する苦手意識
1on1の取り組みがはじまった頃の私が、上長と1対1で面談する機会は、年に数回の評価面談くらいしかありませんでした。さらに、私は自分から積極的にコミュニケーションをとりに行くことはしない性格です。
そんな私が、当時の1on1に感じていた苦手なポイントを挙げてみます。
- 1対1のプレッシャーがある
- 何を話していいか分からない
- 事前準備が億劫である
これらの苦手なポイントは全て感覚によるものですが、それゆえに漠然とした問題として存在しがちになります。当時は当たり障りのない話をしたり、思いつく話題を適当に選んだりして時間を持て余していました。
「1on1は部下のための時間である」
1on1に対する感覚的な問題の解決の起点となったのは「1on1は部下のための時間である」ということを意識したときからです。
自分のための時間であることを意識することで、1on1の時間が有意になるかどうかは自分に依存することが納得できます。
「1on1は部下のための時間である」ことが腑に落ちることで、苦手なポイントの感じ方が変わります。私は次にあげることに取り組んでいました。
- テンプレートドキュメントを作る
- 「困っていること」「プロジェクト報告」「情報収集」「他」の4項目です(現在はKPT形式)
- 思いついたら単語だけでもメモをする
- ドキュメントを上司と共有する
- 遠慮せずにたくさん話す気持ちで挑む
おわりに
今回は1on1を前向きに取り組むために私が意識したことを紹介しました。
言葉にしてみれば簡単なことですが、当時の私には気がつくまでに時間がかかり苦労しました。そのため、当時の自分に紹介するつもりで記事を書いてみました。
1on1の取り組みは個人によるところもあると思いますが、この記事が1on1で悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。