エンジニア

cocos2d-xの開発環境の設定〜プロジェクト作成まで(iOS篇)

投稿日:2013年4月23日 更新日:

今回のエンジニアブログ担当の近藤です。
今回はcocos2d-xの開発環境の設定とiOS端末での実行方法までの手順を紹介します。

cocos2dxをダウンロード

cocos2d-xのウェブサイトから「cocos2d-2.1rc0-x-2.1.2-hotfix.zip @ Apr.08, 2013」を
クリックしてダウンロードします。
ダウンロードしたzipファイルを解凍して、アプリケーションフォルダなどに保存します。
http://www.cocos2d-x.org/projects/cocos2d-x/wiki/Download

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cocos2dxのテンプレートをxcodeで使えるようにする

■ターミナルを起動し解凍したフォルダに移動
『cd /Applications/cocos2d-2.1rc0-x-2.1.2』

■インストール
『./install-templates-xcode.sh -u -f』

■Xcodeを起動する
xcodeを起動してcreate new projectを選択、cocos2d-xが選択できるようになっていれば、
cocos2d-xのテンプレートのインスールは完了

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マルチプラットフォームなプロジェクトを作成

iOSやAndroidその他、マルチプラットフォームで動かすことができるプロジェクトは下記の手順で作成します。

■cocos2d-xの下記のディレクトリに移動する
『cd /Applications/cocos2d-2.1rc0-x-2.1.2/tools/project-creator』

■create_project.pyを実行
今回は下記のようにプロジェクトを作成
『./create_project.py -project MyProject -package com.mycompany.myproject -language cpp』
画像3

下記の場所にプロジェクトが作成されます。
/Applications/cocos2d-2.1rc0-x-2.1.2/tools/project-creator/projects/

プロジェクを作成するにはcreate_project.pyにパラメータ3つ付けて実行することでプロジェクトを作成します。
./create_project.py -project プロジェクト名 -package パッケージ名 -language 言語

-project プロジェクト名
-package パッケージ名
-language 言語 (cpp lua javascriptが選択可能)

iOSで動かす

iOS用のプロジェクトは「proj.ios」ディレクトリの中に入っています。
同階層にiOS以外にもAndroidやBlackberryのプロジェクトも作られていることがわかります。
(マルチプラットフォームなのでAndroidなどの端末でも実行可能で、それらの実行方法は次回以降で紹介しようと思います。)

画像4
作成したプロジェクトの●●●.projファイルをダブルクリックしてXcodeを立ち上げれば完成。
XcodeのRunを押せばiPhoneでプロジェクトを動作することが出来ます。

/Applications/cocos2d-2.1rc0-x-2.1.2/tools/project-creator/projects/Myproject/proj.ios/Myproject.xcode.proj

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できた〜♪

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