エンジニア

MacでC#を書いてみよう(準備編)

投稿日:2013年12月16日 更新日:

今回のエンジニアブログ担当の岩原です。
今回は、タイトルの通り「MacでC#を書いてみよう(準備編)」です。

Macでコードを書く際、第一候補に上がってくるのが「Objective-c」です。
あまり書いたことが無いため、詳細はよく知らなかったりするのですが、
C言語をオブジェクト指向に向けたような言語らしいです。

Objective-cは、長らWindowsに親しんできた自分にとって、かなり取っ付きづらい言語です。
できれば、慣れ親しんだC#でコードを書きたい!しかし、Macには環境がないからC#は使うことはできない。
そう思っていた時代が私にもありました。

MacにもC#、それに限らず.NET Frameworkが使える環境がありました。
それは「Mono」です。

「Mono」は.NET Framework互換の、オープンソースロジェクトであり、
多くのプラットフォーム上(Windows、Mac OSX、Linux、Solarisなど)で動作するように作られています。
GUI部分は各プラットフォームに応じた書き方をしないといけない部分もありますが、
コアな部分はプラットフォームに依存せずに書くことができます。
コンソールアプリケーションであれば、プラットフォームの違いは無いも同然です。
現在のところ、.NET Framework4.0まで対応済みのようです。

さらに、Monoに対応したIDEも存在します。
古くはMonoDevelopと呼ばれていた製品で、
現在はXamarin Studioと呼ばれています。

Xamarin Studioの入手先はいくつかあるのですが、
こちらのサイトがオススメです。
本家のXamarinでも良いのですが、
メールアドレスなどを入力する必要が有るため、少し面倒です。

まずは、ランタイムであるMonoをダウンロードします。
実行するだけであればMREで問題ないのですが、今回は開発するのでMDKをダウンロードします。
03_monoInstall

Mono MDK Installerをクリックでダウンロードが開始します。
04_MDKInstall

基本的に、「続ける」をクリックしていけばインストールが完了します。
流れは以下の画像達を参照してください。
05_install01

06_install02

07_install03

07_install04

08_install05

09_install06

10_install07

次にIDEのダウンロードを行います。
Downloadリンクからダウンロードができます。
ダウンロード画面

ダウンロードしたdmgファイルを開くと、以下の画面となります。
Xamarin StudioをApplicationsフォルダへドラッグ&ドロップするとインストール完了です。
インストール画面

アプリケーションフォルダ内にXamarin Studioがあるはずなので、
ダブルクリックで開くと、以下の画面になります。
11_xamarinTop

インストールは結構簡単に出来ました。
しかし、実行やデバッグは少し手間がかかります。
次回はその辺りを書きたいと思います。

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