エンジニア

Objective-CでAndroidアプリ開発

投稿日:2013年8月20日 更新日:

今回のエンジニアブログ担当の山下です。

フルネイティブなアプリを作る場合、iOSではObjective-C、AndroidではJavaで書くのが一般的です。
OSが変わればAPIも変わりますし、そもそも記述する言語も変わってきます。
いろいろ勉強してみるのも為になりますが、一度書いただけでサクッといろんな環境で動いてくれたら、
開発がとても楽になると思います。
マルチプラットフォームなアプリを作る際、ゲームアプリだとcocos2d-xやUnityといった
選択肢がありますが、なじみの無い言語だったり、デバッグが大変だと感じる方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

そこでApportableというツールがあります。
これがなんと、iOSアプリのプロジェクトからAndroidアプリを力業で生成してしまうというものです。
UIKitを使ったアプリはもちろんのこと(なんとxibを使ってもOK)、
cocos2d for iPhone等のゲーム関係のライブラリにも対応しています。
またデバッガにgdbを備えており、ブレイクポイントを置いてソースを追いかけながらのデバッグも可能です。

簡単に触ってみることにしました。

環境構築

Apportableの環境を作るのはとても簡単です。

01_download
まずApportableのWebサイトにアクセスし、SDKのダウンロードボタンを押します。

02_regist
次にApportableのアカウントを発行します。
とはいえ、登録には最小限の情報しか求められません。

03_command
アカウント発行が完了すると、curlから始まるコマンドが表示されます。
このコマンドをMacのターミナルにコピー&ペーストして実行します。
あとは必要なツール群を自動的に入れてくれます。時間がかかるため、気長に待ちましょう。

これでインストールは完了です。
~/.apportable/SDK/binをPATHに入れておくと便利です。

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