今回エンジニアブログを担当する櫻井です。
運営のお仕事でモンスターの名前を考えたりするのですが、その名前を多言語にローカライズ対応をして、データベースに反映させるとゆう作業もあります。
意図しない変更をしてバグらしては大変なので、変更の前後で比較を取るのですが、複数の言語が入っているからか、上手く差分が取れません。
使っている比較ツールがXcodeに付いている「FileMerge」だからでしょうか?
そんなわけで、変更の前後で以下差分の有るテキストを用意して、色々なツールで比較を取って試してみようと思います。
【差分】(詳細な内容は比較ツールの実施結果を参照)
Line3:日本語モンスター名、英語モンスター名、日付
Line5:韓国語モンスター名、中国語(繁体字)モンスター名、日付
Line8:1行削除
Line9:数値
Line10:英語モンスター名
【期待値】
Mac環境において、多言語のテキスト比較でも差分をチェックできるツールを見つける
【比較①:FileMerge】
【結果】
NG(差分じゃない所も差分扱いされる)
元々使っていた比較ツール。Xcodeに付いてるツールです^^
差分行は抜き出せてますが、差分じゃない数値が差分扱いされていますね><
これでは正しい結果が分からないので困りもの。
【比較②:AraxisMerge】
AraxisMerge のダウンロードはこちら
優秀な比較ツールだと何処まで細かく差分がだせるんだ!?
という姿が分からないと良いor悪いが判断できないので、Sharewareのをお試し期間で使ってみます。
差分行を抜き出すだけじゃなく、差分となった箇所まで教えてくれますね!流石有料は違う!!!
でも削除行の所が変ですねー。
ってことで差分はここだよ、と、手動で差分指定の設定ができるみたいなのでやってみる。
すると、、、あら!なんて賢い子!!これ欲しい!!!・・・って流石のお値段ですね。
ここを目指して Free のツールを探してみましょうか。
【結果】
OK(差分行だけでなく、差分箇所もピンポイントで明示)
【比較③:TextWrangler】
TextWrangler のダウンロードはこちら
比較ツールの場所が分かり難いのですが、メニューから「Search->FindDifference」を選択して下さい。
【結果】
OK(差分行だけでなく、差分箇所もピンポイントで明示)
良いですね!
ただ、一気には表示できないのかな??行を指定していけば差分が詳細に表示されるんですけどね…
大量の差分がある場合には向かないけど、一応やりたいことはできるのかな。発掘!
【比較④:DiffMerge】
DiffMerge のダウンロードはこちら
【結果】
NG
日本語の比較はNGみたいです。日本語が文字化けしてますね。
【比較⑤:P4Merge】
P4Merge のダウンロードはこちら
【結果】
NG
これも日本語の比較はNGみたいです。差分行がきちんと抜き出せてないですね。
【比較⑥:Kaleidoscope】
Kaleidoscope のダウンロードはこちら
無料のツールが見つかれなくなったので、他のSharewareも見てみようかと。
【結果】
OK(差分行だけでなく、差分箇所もピンポイントで明示)
AraxisMerge と同様にほぼできてますねー。って一部差分の判定が多い(長い)ですねー。
【比較⑥:DeltaWalker】
DeltaWalker のダウンロードはこちら
【結果】
OK(差分行だけでなく、差分箇所もピンポイントで明示)
やはりSharewareは強いですね。部分的な差分までしっかりと。
【比較⑦:Changes】
Changes のダウンロードはこちら
【結果】
OK(差分行だけでなく、差分箇所もピンポイントで明示)
やはりSharewareは(ry
【まとめ】
多言語のテキスト比較において、差分をチェックに使えるFreeのツールは
「TextWrangler」
これでチェックの効率UP間違いなしですね!
ヽ(▽`)ノワーイ♪ヽ(´▽`)ノワーイ♪ヽ( ´▽)ノ
多言語の比較で困っている方が居たら、参考にしてみてください〜
【結果一覧】
[free]
OK:TextWrangler
NG:FileMerge、DiffMerge、P4Merge
[shareware]
OK:AraxisMerge、Kaleidoscope、DeltaWalker、Changes
それにしても Shareware は流石強いですねー。欲しいですねー。