エンジニア

Slack Workflow と Google スプレッドシートの連携について

投稿日:2021年1月28日 更新日:

はじめに

こんにちは。サーバーエンジニアの戸田です。

社内ではコミュニケーションツールとしてSlackを利用しており、業務ではメンバーからSlack経由で調査や作業依頼があります。そのため、依頼内容をGoogleスプレッドシートに転記して振り返りを行うことがあります。

そんな時に依頼内容をフォーマット化して、SlackからGoogleスプレッドシートへの書き出しが簡単な設定で出来ましたのでご紹介します。

1. アプリをワークスペースに追加

Slackワークスペースに Google Sheets for Workflow Builder を追加します。

2. アクセスする権限を許可

追加するアプリからのSlackワークスペースへのアクセスを許可します。

3. Workflow Builder を開く

ワークフローを作成するため、Toolsの「Workflow Builder」を開きます。

4. ワークフローを作成

ワークフローを新規作成するため、「Create」を選択します。

5. ワークフロー名や開始方法を設定

ワークフロー名を入力して、「Next」を選択します。

ワークフローを開始する方法を選択します。今回は「Shortcut」を選択します。

作成したワークフローを使用するチャンネルを選択やメニューに表示するワークフロー名を入力して、「Next」を選択します。

6. フォームの作成

フォームを作成するために「Add Step」を選択します。

フォームの「Add」を選択して、Googleスプレッドシートに書き出す項目向け項目を追加していきます。

今回は、「調査概要」「詳細」の項目を追加していきます。
また、追加した項目を保存するため、「Save」を選択します。

7. 保存先のスプレッドシートを作成

Slack Workflowから書き出し先のGoogleスプレットシートを作成します。
また、シートにはフォームで追加した項目と関連付ける列名を準備します。

※ 列「依頼者」はWorkflowの基本機能にて、ワークフローを利用したユーザー名を書き出す専用の列を用意します。

8. フォームとシートの関連付け

今回はフォームで入力した内容をGoogleスプレッドシートへ書き出しの設定をするため、「Add Step」を選択します。

「Add a spreadsheet row」の「Add」を選択します。

「Sing in with Google」を選択します。

保存先のスプレッドシートにアクセスが可能なアカウントを選択します。

アクセスを「許可」します。

保存先のスプレッドシート等を選択します。

Googleスプレッドシートの列とフォームで追加した項目を、今回は同一項目名で関連付けします。
関連付け設定後に、「Save」を選択して保存します。

9. ワークフローを公開

作成したワークフローを利用できるように、「Publish」を選択します。

公開したしたワークフローを使用することで、フォームで入力した内容がGoogleスプレッドシートに書き出されます。
これにより、Googleスプレッドシートへ手動で転記する作業を無くし手間が省けます。

おわりに

Slack Workflowで入力した内容を、Googleスプレッドシートへの書き出しする方法を紹介しましたが、多少なりともお役に立てば幸いです。

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