今回のブログを担当する名古屋スタジオの村田です。
今回は Zoom Rooms に関する内容をお届けします。
Zoom Rooms は、Zoom が提供するオンライン会議室システムです。
ワンダープラネットでは3年以上前から導入しており、今でも欠かせないサービスです。
Zoom Rooms を導入しよう!
となっても困ってしまうのが、どの機材にしたら良いのか...?
Zoom Rooms に必要な機材は安くもないので悩みます。
参考になればと思い、ワンダープラネットで使っている機材を公開します!
機材の種類
まず、Zoom Rooms に必要な機材は、こちらのページから確認できます。
https://zoom.us/jp-jp/zoomrooms/hardware.html
今ではオールインワン型もありますが、個別で揃えると以下の機材が必要となります。
- マイク/スピーカー
- カメラ
- タブレット
- PC(Mac/Windows)
では、順に見ていきましょう。
マイク/スピーカー
オンライン会議において、マイクとスピーカーは非常に重要な機材となります。
相手が話していても、よく聞こえない...。
なんかハウリングする...。
いろいろ変遷を経て、今はこの機材を使っています。
YAMAHA YVC-1000
https://sound-solution.yamaha.com/products/uc/yvc-1000/index
どんな会議室でも安定した音声品質が保てる点と、
YVC-MIC1000EX を使うことでマイクの拡張ができる点が良いです。
マイク感度も良いので、小さい声でも拾ってくれます。
そして音響調整機能を持っております。ノイズを減らすためにも、会議室に置いたらまず音響調整をしましょう!
ただし、次の環境下ではハウリングが発生しやすいです。
これは YVC-1000 に限らず、どんなマイク/スピーカーを使っても発生しやすいです。
- 音を反射しやすい壁で囲まれている会議室
この場合、マイクとスピーカーの位置を調整したり、壁に吸音材を貼ったりすると、多少は和らぎます。
カメラ
会議は、参加者の顔が見えた方が進めやすいですよね。
ということで、映す範囲が広い 広角レンズ搭載のWebカメラ がオススメです。
数年前は、BUFFALO の BSW200MBK しかありませんでした。
今では、BSW200MBK の後継機や他社からも広角レンズ搭載Webカメラが販売されています。
タブレット
タブレット??と思いますが、 Zoom Rooms にはタブレットが必要です。
Zoom Rooms のコントローラーとしてタブレットを使います。
iOS/Android/Windows タブレットが使えます。
タブレットの使い方については、こちらの過去記事をご覧ください。
ワンダープラネットにおける Zoom の導入背景と使い方 - WonderPlanet Inc.
タブレットについては、大きすぎても邪魔になるので iPad mini ぐらいがちょうど良いです。
そして、ヘルプセンターの Zoom Roomコントローラーの機能 を見ると、iPad が一番多くの機能を扱えます。
ということで、 iPad mini を使っています。
PC(Mac/Windows)
Zoom Rooms は、Mac/Windows どちらにも対応しております。
Zoom Rooms のシステム要件は、ヘルプセンターの System Requirements for Zoom Rooms に記載されてます。
そしてオンライン会議は安定したネットワークが不可欠なので、有線LANでの接続がオススメです。
有線LAN対応のPCが良いでしょう。
では、Mac と Windows どちらが良いか?
使い慣れた方で良いと思いますが、ワンダープラネットは Mac が多いので Mac mini を選択しております。
Mac が多い会社では、なぜ Mac が良いか?
答えは、Airplayを使ったミラーリング機能が使えるからです。
https://support.zoom.us/hc/en-us/articles/204726885-Screen-Share-Using-Airplay-Mirroring
Airplay を使うと、わざわざ Zoom クライアントを立ち上げなくても画面共有が出来ます。
しかも、MacBook だけでなく、iPhone からでも共有できます。
スマートフォン向けのゲーム/アプリは、実機上で動いたものを触った感触が重要です。
なので、iPhone から簡単に画面共有できる Airplay はとても便利です!!
まとめ
周辺機器は、使っている環境によっても異なってくるので選択が難しいです。
「これを買っておけば、どの環境でも間違いなし!」というものが無いですよね。
ただ、事例があるものは安心感があると思います。
本記事が機器選定の参考になれば幸いです。